今年、当法人が取り組んだ事業のひとつをご紹介します。
本年度、JKA助成事業により、「緊急保護児童の一時受入体制強化のための人材育成」を実施しています。
「子どもの家きむら」では、宮城県東部で数少ない緊急保護児童の受け入れ施設2として、4時間対応を視野に入れた人材を確保・育成し、その専門的なスキルの向上を図るとともに、他施設との連携体制を確立することをめざします。
今年度は、スタッフのソーシャルワーカーとしてのスキルアップを図るため、さまざまな研修に参加しました。
この補助事業で育成したスタッフが東部の養護施設間のコーディネーター的な役割を果たせるようにし、事業所間のきめ細かな連絡調整も図っていきます。
また迅速な対応・判断が必要な状況下でも、スタッフが冷静に業務を遂行できるよう、段階的にそのノウハウを他スタッフや他事業所へ伝達していきたいと思います。
緊急保護児童の一時受入
(対象者)
宮城県東部一帯において緊急に保護が必要となった0歳から17歳までの児童および複雑化する家庭環境での保護者
(ニーズ)
児童の受け入れ先が決まるまでの間、児童が安心して過ごせる中間的な緊急対応が24時間体制が必要です。
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